能登半島地震で被災して思った事、感じた事の備忘録

日常
記事内に広告が含まれています。

ご無沙汰してます。

2024年1月1日、能登半島地震

僕は新潟在住なのですが、家が地震による液状化で傾いてしまいました。

地震直後は断水や近所でのガス漏れで大変でしたが、現時点では復旧し、とりあえずの生活はできるようになりました。

この記事を書いてる時点では、まだまだ先が見えない状態ですが、この体験を忘れないうちに実際地震で被災し、感じた事等を思いつく限り綴っていきたいと思います。

自分自身の備忘録もありますが、これから災害対策や何かしらの備えをしようと思ってる人の助けになればと思います。

スポンサーリング,

地震があった当日の状況

2024年、新たな年を迎えましたが、新年早々嫁が仕事ということもあり、3歳になる娘と二人でいつもの日常を過ごしてました。

地震当日は恥ずかしながら、年末の大掃除を先送りにしていたので、中途半端になっていた部屋の掃除などをしてました。

地震発生から、その直後の状況

夕方の4時になるか、ならないかくらいに当日の夕ご飯を何にしようか考えつつ、台所に立っていると、スマホから緊急アラーム音が鳴りびきました。

慌てて娘を抱き抱えながら、身構えてると

ドドドドドッと揺れ出しました。

正直、アラームが鳴った直後はあまり大した事ない地震だと思ってたので、揺れ始めから徐々に揺れが強くなって行くにつれ、あまりの揺れの凄さに、やや放心状態になってしまってました。

しばらく揺れが続いたあと、地面からは

ゴロゴロゴロと何か液体が流れる音がしてました。

今思い出すと、あれが液状化した時の音だったのかなと思います。

直ぐにテレビをつけて地震の情報を確認。

「津波に備えて下さい!」とアナウンスされてました。

幸い、ウチの地区は津波の心配はあまり無い場所だったので一度は安心してました。

この時点で僕はまだ外の状況を確認してませんでした。

どうやらこの時すでに家の周りでは液状化やアスファルトの隆起でかなり酷い状態だったようです。

さらに、近所の家からガス漏れが起こっていたようで、警察の方が付近の住民に避難するように呼びかけていたそうです。

僕は全く気がつきませんでした(汗)

直ぐ近くに住む実家の母親から電話があり、ガス漏れと断水になってる事を教えてもらい気がつきました(汗)

断水で一番困るのはトイレだと思います。

お風呂や飲み水などはなんとか代用できると思いますが、トイレだけは生理現象ですし、携帯トイレなどがないとどうにもなりません。

妻の実家は断水してないようでしたので、とりあえずそちらに避難する事にしました。

幸い当日の夜中のうちにガス漏れが解消され、次の日には断水も復旧したので、助かりました。

以上、地震当日の状況をザックリとまとめるとこんな感じでした。

地震直後の行動で失敗した事

それでは、今回の地震で僕が失敗したなと思った点をいくつか挙げていきたいと思います。

  • 地震のアラームが鳴った時に娘を抱き抱えたのは良かったが、その後机の下に潜るなどの行動が出来てなかった。
  • 地震の状況確認の為にテレビなどをつけるのはいいが、家の外などの近況確認が出来てなかった。
  • 予め防災用品のカバンなどを購入し備えてるつもりではいたが、実際避難しようとした時いまいち役に立たない準備だったと思った。(具体的にどんな場所に避難するのかイメージできてなかったので、見当違いの物をカバンに詰めてた)

とりあえず感じた反省点としては以上かなと思います。

地震を実際に体験して思った対策

この反省点を元に、実際どう行動すればよかったのか僕なりにまとめていきたいとおまいます。

地震のアラームが鳴った時の行動を予めしっかり決めておく。

地震のアラームが鳴った時、具体的にどんな行動をするのか決めて起きたいと思います。

例えば、典型的ですが「揺れが収まるまでテーブルの下に隠れる」など、地震の大きさに関わらずアラームが鳴ったら隠れる、を実行したいと思います。

揺れが収まった後、安全を確認しつつ家の外なども確認する

今回の地震ではテレビやネットなどで状況を確認するのに必死になり過ぎて、肝心な自宅の周りの確認を怠ってしまいました。

幸いガス漏れ程度で大事には至りませんでしたが、周りの家が火事になってたりしたらと思うとゾッとします。

自分の家は大丈夫だろうという先入観はすてて、状況確認をできたらと思いました。

防災用品は具体的に避難する場所を想定した準備をする

今回被災して思ったのは、「ネットで購入した防災用品のカバンそのままでは使えない」と思いました。

当たり前過ぎですね汗、自分の防災意識の低さが恥ずかしいのです・・・

避難するにしても、どう避難するかはケースバイケースだとは思いますが、緊急を要する場合は1分でも早く行動しないとなので身の安全を守るため必要最低限の物が入ってるバックと避難場所である程度生活するために必要な物などのバックなど分けて準備しておきたいと思いました。

食料や水などの生活必需品は確かに必要です。

ですが、実際地震などの震災が起きた直後は「命を守るための早めの行動」がまずは大切だと痛感しました。

一度避難し、安全を確認してから生活必需品を取りに戻るなどの方が良いと思いました。

もし、戻れないほどの壊滅的な状態になったのであれば、数日分の備蓄などでは全然足らないと思います。

そんな感じで、防災用品は

  • 必要最低限の直ぐに持って避難できる用品をまとめたバック
  • 数日生活する為の食料やその他備蓄品をまとめた箱等

以上の二段構えで構成した防災用品を準備できたら良いんじゃないかなと思いました。

まとめ

もちろんこれはあくまで僕の住んでる環境が大前提の話なので、全ての人に当てはまるわけではないです。

皆さんも周りの環境や実際避難する場合具体的にどこにどう避難するか?など、予め調べてみて、今一度チェックしてみて貰えたらと思います。

次回は被災した時に本当に必要だと感じた防災用品などをまとめていきたいと思います。

コメント