こんにちは!小生です!
前回は動画撮影でのNDフィルターの必要性についてのお話をしましたが
今回は実際にNDフィルタを購入する時、どのNDフィルターを選べばいいのかという
お話をしたいと思います。
ちなみに、タイトルでもわかるように今回のお話は動画撮影でのお話になりますので
写真撮影の場合の選び方とは、すこし違ってくると思いますのでご了承ください!
先日お話したように、動画撮影ではシャッター速度を遅くしないとだめなので
晴れてる日の外の撮影ではNDフィルタが必須になってきてしまいます。
NDフィルターの種類
NDフィルターには ND4 ND8 ND400などの様々な濃さがあります。
ND〇〇の数字は光の量を何分の1に出来るという意味ですので、ND4であれば4分の1
ND400であれば、400分の1に減らすことが出来るフィルターということになります。
その他にも、フィルターのリングを回すことで、濃さを変える事ができる
バリアブルNDフィルターや、フィルターの途中で濃さが変わるハーフNDフィルタなどが
あります。
動画撮影においては、欲を言えばバリアブルNDフィルターを使った方が撮影はしやすいですが
安いバリアブルNDフィルターはムラが出てしまいますし、それなりのフィルターは
かなり高額になってきます、しかも変更膜を使用しているので紫外線や熱で劣化するようで
物にもよるかと思いますが約7、8年で買い替えなければいけないです。
NDフィルターの選び方
では、どの番手のNDフィルターを選べばいいのか?
Kenkoさんのサイトではこう書かれてます
参照https://www.kenko-tokina.co.jp/special/product_type/nd/nd_speed.html
NDフィルターを使用した際に適正露出となるシャッタースピードは、以下の式で求められます。
【NDフィルターを装着した際に適正露出となるシャッタースピード】
=【NDフィルター未装着時に適正露出となるシャッタースピード】 × 【装着するNDフィルターの番号】
難しくなってきましたね
Kenkoさんのサイトにシャッタースピード早見表が載ってますので
そちらを参考にしていただきたいと思います。
静止画で幻想的な写真を撮る場合はND32以上の高濃度NDフィルターが
必要になってくると思いますが、動画撮影であればシャッタースピードを
フレームレートよりも遅くすることはできないので、ND2~ND16のフィルタを
そろえれば、あとは重ね付けの組み合わせで適正露出をだしていく感じになると思います
初心者がとりあえず購入するのであれば、ND4とND16のフィルターを購入すれば
ある程度はカバーできるのではないでしょうか?
NDフィルターの重ね付け
NDフィルターは重ねてつける事によって
さらに濃度の高いフィルターにすることができます。
重ねてつけるフィルターの番号を掛けた番号の濃度になります。
例えば、ND4とND8のフィルターを重ねるとND32相当の濃度になります。
ただ、あまり重ねすぎるとケラレの原因になりますので
重ねすぎには注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
NDフィルターをつけることで、シャッタースピードを抑えた動画撮影が可能になります。
日中の屋外での撮影では、ほぼ必須アイテムとなりますので
みなさんも是非チェックしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに僕が購入したNDフィルターはKenkoのND8とND16を購入しましたが
炎天下で日中の野外撮影では、もうすこし濃くてもいいかなと思うくらいです
ただ、やはり個別のNDフィルターよりもバリアブルNDフィルターのほうが
どうしても使いやすいので、お金に余裕があるかたは可変NDフィルターの
購入をお勧めしたいと思います。
それではまた!
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