オールドレンズsuper takumaru 55mm f 1.8を動画撮影で使う

カメラ
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こんにちはChickです

今日は少し前に買ったオールドレンズsuper takumaru 55mm f 1.8を3ヶ月程動画撮影で使ってみた感想をお話ししたいと思います。

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super takumarについて

その昔 ASAHI PENTAX が出していた標準の単焦点レンズです。

当時から安くて写りがいいと評判のレンズで沢山出回ってた為、今でもかなり安く手に入るので「オールドレンズ入門用」としてもかなり人気があるレンズです。

流石に今のレンズのようなシャープで綺麗な映り方はしませんが、まさにオールドレンズというようなフワッとした暖かみのある映像が撮れます。

オールドレンズを動画撮影に使う

ここからが本題です

今回僕がお話しするのは動画撮影においてのsuper takumar 55mm f1.8の感想です

スチルでのレビューは結構出てますが、動画撮影でのレビューはあまり見かけませんので是非参考になればと思います。

まず結論からお話しすると

かなり良いです!めっちゃいい!

特に今流行りのcinematicな撮影には持ってこいのレンズではないでしょうか?

オールドレンズ特有のフワッとした映りと、逆光で出るフレア、ゴーストがなんとも言えない味が出てて動画撮影でもその味のある描写がとても雰囲気を掻き立ててくれます。

本当に凄いです

しかもこれが中古にはなってしまいますが1万以下で購入することが出来るレンズなのも驚きです。

ここ最近はYouTubeなどでCinematicなVlogが流行ってたりします

Vlogとは「Video Log」から来てる造語で動画版blog、動画で綴る日記なのですが

日常を映画のように見せる、そんなCinematicなVlogがとても注目されています。

そういったノスタルジックな映画の表現を求めるのであればオールドレンズで動画撮影はかなりおすすめだと思います。

オールドレンズで動画撮影する場合の欠点

そんな安くて映りのいいオールドレンズですが、動画撮影をするとなるとかなり大きな欠点があります。

マニュアルフォーカスだという事

たとえば自撮りでの撮影、自撮りのモニターなどでピントを確認してカメラとの距離を一定に保ちながら撮影すれば撮れない事はないのですが、明らかに撮影しにくいです。

もはや無理といってもいいくらい本当に撮影しにくいです。

あとは動きの速い被写体を撮影する場合。カメラとの距離を一定に保ちにくい被写体の場合もかなり撮影しにくいです。

スチルのようにシャッターを押す瞬間だけ合わせればいいのではなく、常にピントを合わせ続けなければいけないような撮影もマニュアルフォーカスで動画撮影はかなり難しいと思います。

初心者がオールドレンズで動画撮影する場合のおすすめシーン

ではいったいどんな被写体や撮影が初心者でも撮影しやすいのかまとめてみました。

  • あまり動かない被写体もしくは止まってる被写体
  • 風景や景色、建物など
  • 人物など、相手がカメラとの距離を一定に保ってくれる被写体
  • 動きが速くても比較的短い時間のワンカットが欲しい時

こんな感じでしょうか?

つまり風景や旅行での一コマ、そしてBロールなどの挿絵的なワンカットシーンなどには非常に向いてると思います。

むしろAロールは別のカメラでシャープに撮影し、BロールはオールドレンズでCinematicに撮影することで映像にメリハリがでて印象的な作品になると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はオールドレンズsuper takumaru 55mm f 1.8を使って動画撮影をしてみた感想をお話しました。

マニュアルフォーカスという制約がありますが、動きの速い被写体でなければ十分初心者でも撮影できると思います。

逆にオートフォーカスが苦手な場面での撮影や、自分が見せたい表現をしやすいと感じました。

たまに別のオートフォーカスが使えるレンズを使ってる時でも積極的にマニュアルフォーカスで撮影する事も多くなり撮影の楽しさがどんどん増えてきました。

値段も安くて手に入りやすいので、マニュアルフォーカスの練習にもなると思います。

是非みなさんもオールドレンズで動画撮影、挑戦してみてはいかがでしょうか?

それではまた!

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